大柴広己のニューアルバム「LOOP8(ループエイト)」が2023年1月4日にリリースされる。
このアルバムは遡ること2014年から8年にも及ぶ時の中で、彼が「人間が生きていくために大切なことって一体なんだろう?」という壮大なテーマに取り組んだラストアルバムと言える作品。アルバムのジャケットからも2014年にリリースされた「それを愛と呼べる日が来るとは思わなかったよ」のジャケットのオマージュとも感じるアプローチが見て取れる。
「LOVE」「LIFE」「LIVE」「LOST」「LIGHT」そして「LOOP」
さまざまな人間関係において、人生に必要な「L」とは、一体なんだったのか。
今回のアルバムの予約はAmazon限定販売。是非聴いて、幾度にも張られた伏線の答え合わせをするのもきっと悪いことではない筈だ。彼のホームページに記された文章をここに転載することにする。
https://oshibab.wixsite.com/oshibahiroki
思い返せば、始まりは「人間が生きていくために大切なことって一体なんだろう?」という素朴な疑問でした。
自身の音楽において、その結論を導き出したかった僕は、やはりそれは「愛」に違いない。という確信のもと、
2014年春、「LOVE」をテーマに制作された「それを愛と呼べる日が来るとは思わなかったよ」をリリース。
この時から考えてみたら、まさかそれから結論までに約8年もの時間がかかるなんて夢にも思っていませんでした。
そしてこのアルバムを作ったことで「愛」はテーマではなく「愛を持ってどう生きるか」という
ひとつの手段に過ぎないんだということもわかりました。
壮大な「L」をテーマにした旅は、2016年に愛を持って「LIFE」をどう生きるか?をテーマに制作された「Mr.LIFE」に継承され
2017年「今」を生きていくをテーマに作った「LIVE」アルバム「モジャモジャライブコレクションVo.2 in 服部緑地野外音楽堂」で
このテーマは自分だけを幸せにするためのものではない。自分と愛する人たちとの人間関係を良くするためのものなんだ。
ということに気づかされ、2018年、自身としては初となるフルアルバム「人間関係」をリリース。
ただ、その築き上げた人間関係は必ずいつかなくなってしまうと感じた2020年。
奇しくも世の中はコロナ禍に突入。世界中の人たちが今までの大切なものを「LOST」してゆく中、
その先に輝く光「LIGHT」を追い求めたアルバム「光失えどその先へ」
失ったものを取り戻すために必要だった「光」とは何だったのか。
そして最後の「L」は「LOOP」し、また「愛」に戻っていく。
大柴広己 「LOOP8」ZLCT-1007
1.がらんどう【GARANDOU】
2.さよならグローリーデイズ
3.ピアノマン
4.何( ゚д゚)しとん
5.猫が来た
6.ベーコンエピ
7.1秒でも長く
8.愛に戻る
9.LOOP 8
2023年1/4(水)リリース(amazon限定販売)
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